再利用すること
- 西山 智絵
- 家づくりについて
こんにちは!設計の西山です。
今日は、リフォームの際に再利用したもののご紹介です。
「せっかくきれいにするのだから、全部新しくしたい」
「でも、費用がかさんでしまうな…」
誰もが通るリフォームならではのお悩みが、
”今のものをどこまで使うか”
ということだと思います。
私も設計する中で、
どのように施工したらコストを抑えられるか
毎度検討していく内容になりますが
残していく意味が、お施主様と物との間で結びつけば
最高に良い空間になっていくものだと思います。
例えば…
こちらの現場では、メインの居住空間となるお部屋は断熱性をUPさせ、
仕様頻度の少ないお部屋は既存窓を使用させていただきました。
また、
照明器具を再利用することも良くあります。
既存照明を拝見して、雰囲気を合わせたコーディネートにしていきました。
また、こちらのご自宅では、
「この建具はもう壊れているし、新しいのにかえてほしい」
とのご要望を頂いておりましたが、
修理することで、新しい空間になじむよう提案させていただきました。
今ある古いものをすべて新しくするのではなく、
長く使える物を引き立てる空間を作る事も
工夫の一つです。
普段気にしていなかった物が、改めて好きになるような空間が
できていくと、いいなと思っています♪
今ある住まいを思い出とともに次の世代へ大切に受け継いでいくお手伝いをさせていただきます。。