室内干しでも困らない
- 山田 真司
- 家づくりについて
- 性能について
耐震・断熱
性能向上リノベーション『再築-SAITIKU-』担当の山田です。
前回、花粉やPM2.5について書きました。
洗濯物には付着させたくないですよね。
室内干しをされる方が圧倒的に多いと思います。
しかし、乾くのに時間がかかってイヤな匂いが発生。という人も多いはず。
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その原因は室温が低すぎるから洗濯物の乾燥が遅く匂い菌が繁殖しているからです。そして洗剤の匂いで誤魔化します。が、菌は死滅しません。
室温が低いのは言うまでもなく、住宅が低性能。と言うことです。
話は変わりますが、住宅の室温はいくらが適正なのか?
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それは22から24度です。そして湿度は45%50%です。
WHO(世界保健機関)は18度を基準にしていますが、これは最低レベルを意味します。
高齢者の循環器の不調や血圧など上昇を防ぐのは室温22度から24度です。
前々回も書きましたが高性能住宅はシーズン始めから24時間暖房しておけば、わずかに逃げていく熱だけ足してあげれば電気代も少なく快適温度をキープできます。
この健康快適温度と洗濯物を干すことは繋がってきます。
22度から24度は洗濯物が驚くほどよく乾きます。バリバリに乾きます。
温度が高ければ水分が蒸発しやすくなります。
さらに温度が高ければ空気に対しての水蒸気を含む限界が大きくなりますので、乾燥状態ということになり水分をより乾かそうとするわけです。
『乾太くんは』便利ですが、高価な上、いつかは壊れます。
しかし断熱材は壊れません。住宅を高性能にする方へ予算を寄せた方が何倍もお得。
みなさんはご存知ないから伝えなければいけません。
知らないが一般的なのではなく、同じ金額でもっと良くなることもあります。
ぜひご検討ください。
らしく、暮らす
創業明治16年の安藤嘉助商店カスケホームのリノベーション住宅「カスケのリノベ」。
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