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古民家リノベーション【屋根工事】

  • 山田 真司
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性能向上リノベーション『再築-SAITIKU-』担当の山田です。


総社市で工事中の古民家リノベーション。


解体が進んでいます。


元々の屋根瓦は土の上に瓦が葺いてありました。


これはものすごい荷重です。



瓦屋根は明治以降に普及したとされています。


それ以前は茅葺や板葺で瓦は格式高いお屋敷にされるものだったそうです。


瓦を土で葺くのは、屋根面の不陸や日射熱を屋根下に通しにくくし、夏涼しくさせるためとも言われていました。


しかし、近年地震による被害は建物荷重が大きく関係しており、寺院など古い建物が倒壊する被害も多くみられるようになりました。


また、一度瓦がずれ始めると補修しにくいため、気付かぬうちに雨漏りしやすい屋根になってしまいます。



写真は改修前の瓦です。一見きちんと葺いてあるように見えますが、瓦の合わせがずれてきているのがわかります。


今回の建物は土葺きの土を全て落とし、軽量な工法である桟葺を採用しました。



防水性能の高いゴムアス系のルーフィングを張りました。


ここから耐久性のある陶器瓦を釘でしっかりと留めつけます。


屋根に土は載せないのでこれだけでもかなりの軽量化。


そして和の佇まいはそのままに。


出来上がりが楽しみです。



らしく、暮らす


創業明治16年の安藤嘉助商店カスケホームのリノベーション住宅「カスケのリノベ」。
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山田 真司
PROFILE

この記事を書いたスタッフ

1日の中で何をしている時間が好きなのか、新しい家ではどんな暮らしがしたいか、ご家族の"暮らしのイメージ"を丁寧にお聞きします。
ロケーションを活かしながら、お客様のこだわりと理想を詰め込んだ「あなたらしい暮らし」を、10年以上の現場監督経験を活かして設計します。