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将来の生活様式に合わせた設計、古き良きものを残した「生家の再生」

敷地内には蔵や離れがありましたが駐車スペースは無く、車を乗り付けることができないので、母屋を残しながら増築部分を減築してスペースを確保。
古きよきものをできるだけ残し、将来の生活様式に合わせた暮らしを実現させる設計を目指しました。

BEFORE

ご依頼の背景

大学教授として勤め定年退職を機に住み慣れた大阪を離れ、終の住まいとして生家で住むことを決意。

生まれ育った故郷へ帰ってきたN様ご夫婦。生家は大正8年ころから存在する築102年の古民家でした。

地域 倉敷市
建物種別 戸建て
施工箇所 LDK・水まわり・玄関
外壁・屋根・外構
施工内容 古民家リノベーション
工期 5ヵ月
施工費用 約2400万円
施工面積 68.43㎡(20.70坪)
築年数 102年
AWARDS

受賞実績

JACK 全国リフォームアイデアコンテスト2022 全面改装部門 優秀賞
BEFORE

施工前

水まわりは古く段差も大きかったため、快適に暮せるよう古民家を再生することにしました。

AFTER

施工後

LDK

LDKは増築した建物や母屋と繋がっているので動線が良く仕上がりました。
キッチンは料理を作る時も、たくさんの人数でキッチンに立っても大丈夫な広さが確保できています。

四季の移り変わりを楽しみながら過ごせる空間として生まれ変わりました。

四季の移り変わりを楽しみながら過ごせる空間として生まれ変わりました。

キッチンはとても広く確保しています。

キッチンはとても広く確保しています。

増築した建物と母屋の和室をつなぎ、回遊できる動線としました。

増築した建物と母屋の和室をつなぎ、回遊できる動線としました。

リノベーションしたダイニングからはもともとあった庭と視線がつながっています。

リノベーションしたダイニングからはもともとあった庭と視線がつながっています。

縁側からもリビングダイニングが一望でき、ゆったりとくつろげる空間になっています。

縁側からもリビングダイニングが一望でき、ゆったりとくつろげる空間になっています。

脱衣所・トイレ・洗面化粧台

水まわりは白を基調として清潔感溢れる空間に仕上がりました。
トイレ・洗面台は床に無垢材を使用したことで、以前に比べ使い勝手も格段に向上しました。

新たに増築した部分へユニットバスを新設。アクセスしやすい動線としました。

新たに増築した部分へユニットバスを新設。アクセスしやすい動線としました。

間取りを変更し、大きな手洗いを新設しています。

間取りを変更し、大きな手洗いを新設しています。

洗面化粧台には大容量の収納スペースがあるため、スッキリとした印象です。

洗面化粧台には大容量の収納スペースがあるため、スッキリとした印象です。

玄関・土間スペース

土間の物置だったスペースは玄関ホールにリノベーション。
床が高く上りにくかったため、上り下りしやすいよう床を改修しました。

玄関の土間スペースは、昔ながらの作りをそのまま採用し、広い空間を維持しています。

玄関の土間スペースは、昔ながらの作りをそのまま採用し、広い空間を維持しています。

あまり使っていなかった2階の物置は、元々あった階段を再利用し、小屋裏部屋として再生させました。

あまり使っていなかった2階の物置は、元々あった階段を再利用し、小屋裏部屋として再生させました。

外観

ファサード(正面デザイン)の意匠性を高めつつも正面玄関に間違えられないことを意識しながら設計しました。
昔ながらの瓦や漆喰を使用することで、新古の共存を実現しました。

勝手口は道路に面する位置に新設しました。

勝手口は道路に面する位置に新設しました。

増築する建物も意匠を合わせて計画しました。

増築する建物も意匠を合わせて計画しました。

屋根材にいぶし瓦を採用。壁もしっくいに塗り直し、建造当時の大屋根を再生しました。

屋根材にいぶし瓦を採用。壁もしっくいに塗り直し、建造当時の大屋根を再生しました。

UNDER CONSTRUCTION

施工中

通路に面した増築された建物を減築し、新たに水まわりとなる部分を組み直しました。

CUSTOMER REVIEWS

施工されたお客様の声を見る

倉森 仁司
STAFF

担当したスタッフ

倉森 仁司
山田 真司
STAFF

担当したスタッフ

山田 真司
原田 健児
STAFF

担当したスタッフ

原田 健児