二世帯家族で暮らす、ちょうど良い距離感の家
お施主様世帯は母屋、ご両親は増築部分が主な生活スペース。
玄関、水まわりは世帯別々に、家の中で緩やかにつながりほどよい距離感で暮らせる二世帯住宅となりました。
1階に主寝室とウォークインクローゼットを配置。生活がすべて1階で完結するため家事動線がスムーズな間取りを実現しました。
ご依頼の背景
ご家族が増え、家づくりを検討し始めたK様。新築とリノベーションで迷われていました。
ご主人のご実家には使っていない部屋があり、広さも十分。また奥様は経年変化の雰囲気がお好きで、リノベーションでしか味わえない風合いを活かしたいとリノベーションを選択。
ただ、ご実家の耐震性に不安がありました。そこで耐震診断を実施し、診断に基づいた耐震補強工事を行うことでこれから先も安心して暮らせる住まいを実現されました。
地域 | 倉敷市 |
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建物種別 | 戸建て |
施工箇所 | 全面 |
施工内容 |
実家リノベーション 耐震リノベーション |
施工面積 | 177.65㎡(53.63坪) |
築年数 |
母屋築50年 増築部分35年 |
施工前
南に面した和室は広さを活かしてリノベーションを行います。
母屋と離れがつながった外観はそのままに耐震補強工事を行い、安心安全の住まいにしていきます。
施工後
LDK
親戚やご友人など人が集まることの多いご家族のため、22帖のLDKを実現しました。
LDKの床は杉の無垢材、壁は左官仕上げの塗り壁としました。
対面キッチンとし、背面には大容量の壁面収納を設けました。また横並びで動線がコンパクトなため、配膳や片付けもスムーズ。統一感のあるデザインだけでなく家事効率も上がります。
和室・トイレ
和室だったお部屋は、寝室として洋室にリノベーションしました。
北欧テイストのトイレはデザイン性が高く、気分も上がります。
ファミリークローク・洋室
大容量のファミリークロークは家族分まとめて収納ができるため使い勝手が良いです。
2階は1階とはイメージが一変、鮮やかなブルーとイエローの壁紙を採用しました。
玄関・外観
玄関にはウォークインクローゼットを新設し、お出かけの際にアウトドア用品などの出し入れがしやすくなりました。
外壁はグレーからホワイトに塗り替え、屋根も葺き替えました。母屋と離れを同じ色にすることで、一体感のある外観となりました。
施工中
耐震計画に基づいて、耐震金物や耐力壁を施工します。
経年劣化の風合いを活かしつつ、安全性を高めます。